Ballet House Kiki
子どもクラスについて
私が子どもクラスを指導する際、一番大切にしている事は子供一人ひとりの個性を尊重し、きちんとコミュニケーションが取れる環境をつくることです。
そのような環境があってはじめて子どもの持っている才能を、引き伸ばしていくことが出来るのだと考えております。
また、子どもは身体が未発達状態にあるため、過度に無理なレッスンをすることは、身体を痛めてしまう可能性があります。ですから一人ひとりの骨格条件や成長に合わせて正しい指導をいたします。
バレエをせっかく習うのですから、バレエ技術も磨いていただきたいとは思いますが、バレエを学ぶことで肉体的にも精神的にも強い人間、思いやりの心を持ち人と人との関わりを大切にできる人間に成長されるよう、少しでもそのお役に立てたら幸いと思います。
■バレエを学ぶことのメリット
・バレエを学ぶことで体が柔らかくなり、腹筋や背筋が鍛えられるので姿勢が正しく、
歩き方も美しくなります。
また基礎代謝が高くなりますので、子どもの健康に良いと考えられます。
・耳で音楽を聞き、カウントを数え、目で見て体を動かし振り付けの順番を覚え、手と
足を別々に動かすことが求められるバレエは、脳が刺激され子供の発育にいいと
考えられます。
・良い音楽に接する事は、子どもの持っている個性や感性を伸ばし、芸術性を
引き出します。また身体で表現できるということは大きな自信を生み、積極性、
忍耐力が養われます。
・踊りにはその人自身の内面性が表れますので、まさに踊りは心の鏡と言えます。
その為、美しい踊りをするには日々の正しい生活習慣や、思いやりの心、礼儀など
が大切になりますので、バレエを学ぶことでそれらが、自然に身に付くようになり
ます。
・クラシックバレエの基礎を身につけておくことで、将来他のダンス(ジャズダンス、
ヒップホップ等)やスポーツ(新体操、フィギュアスケート等)をおこなう際、大変有利
になります。
子どもクラスについて
■Pre(Age3~6歳)
お子様の個性に合わせて、アイテムを使いながら楽しむことをメインにゆっくりレッ
スンを進めて行きます。柔軟性やリズム感、音感を育て簡単な英語も取り入れます。
■Kids A(小学1~3年生)
本格的にクラシックバレエの基礎を学んでいきます。フロアーでは柔軟性、腹筋、
背筋などを強化し、バーレッスンでは両手バーで正しいポジションを身につけ、
バレエを踊る為に必要な体を育てます。
■Kids B(小学4~6年生)
バーレッスンを片手で行い、更なるバレエの基本を定着させていきます。
バーを離れたセンターレッスンでは少しずつ技術的な事を学び、アンシェヌマン
(バレエの動きを2つ以上組み合わせたること)の取得を目指します。
音楽に合わせて、音の質などを体で表現することを学びます。
教師が基本ができていると判断した生徒には、トゥ・シューズでのポワントレッスンも
開始します。正しいトゥ・シューズの履き方やポワントワークを学びます。
■Junior (中高生)
複雑なアンシェヌマンを瞬時に取得動くことが出来たり、ポワントワークの向上を図り
ます。バレリーナとして必要な細くて柔軟な筋力を育てるための指導を行い、また心
の成長も著しいこの時期には人間力、忍耐力、マナーも学んでいくことで、魅力的な
女性を育てます。
ただ単に踊る技術を磨くだけではなく、表現力や精神力とともに繊細な感性を身に付
け、骨格的な身体コントロールを理論的に習得し、クラシックバレエの質、技術の向上
を図り、本格的に踊ることを目指します。
■強化クラス
強化クラスはもっと練習したい、もっと上手くなりたいっといった向上心のある生徒の
為に設けたクラスです。年齢層に関係なくやる気のある生徒が受けられるクラスにな
っています。コンクール、海外のスクールオーディションなどにも向けて強化していき
ます。ダンサーにとって必要な筋肉を身につけるピラティスなども取り入れて行きます。