少しだけお見せします(>_<)!
秋になるとマノンやオネーギンなどを観たくなります。
今日は知り合いのドイツ人のおじいさんの助言に後押しされたので
少しだけロンドンで踊っていた時のビデオをお見せします。
コッペリア1幕の一部分です。私はこの時スワニルダを踊りました。
この日の舞台は狭い舞台でしかもアングルが良くなくて
全体は見れませんが雰囲気は伝わるかな?っと思います。。。笑
私は毎日のように場所を変えて公演して周るツアーカンパニーにいましたので
大きな舞台から、リノリューム2枚しか敷けないような舞台、
舞台の床が斜めに傾斜しているステージなど色々な舞台で踊って来ました。
お休みは週に1日、それ以外は毎日ツアーに周っていたので
かなり肉体的にも精神的にも鍛えられました。
今ではいい思い出ですがのスワニルダをやったシーズンは主役のプレッシャーや
コッペリア以外にも他の作品も踊り、多くの役をこなしたりと
ツアーに出る前のリハーサルはかなり大変でした。
今でも辛いなっと思った時は、この時の状況に比べると全然余裕だっと自分に言い聞かせています。笑
この前うちに通って来ている生徒さんのお母さんに昨年、私がコンクールに出た時に
私の踊りを観て、舞台装置がないのに周りの風景が見えたの!っと言っていただきました。
そういうお言葉が私は何よりも嬉しかったです。
賞よりも何よりも観ていたお客さんに伝わるっというのが一番私が求めていたことです。
カンパニーに入る前は技術ばかりを重視して考えて踊って来ましたが
入団して最初のシーズンは周りのダンサーたちの表現力の高さに驚き、
沢山周りから勉強させてもらいました。
その経験があったからこそ表現力も少しはアップできたかな?っと思います。
コッペリアは踊っていても本当に楽しい作品です。
ぜひ、お時間があればチラっと見てみてください(*^_^*)