コンクールの話
火曜日のレッスンは2人と一緒にじっくりレッスンしました✨
Kids Aのクラスは今本当にやる気が満ち溢れています。
コンクールに出ると決めた子、そうでない子、やる気はみんな変わりません😊
発表会が終わってからみんなスイッチが入ったのでしょう💕
スタジオに入ってくる子、どの子も大きい声で挨拶してきます。
やっと全員習慣になってきたかな。
もちろん当たり前のことなのですが、、、
話は変わりますが、
昨年コンクールに出て悔しい思いをした子。
今年は沢山練習して頑張るんだと意気込んでいます。
私は普段のレッスン中、沢山質問するのですが
一番に答えてくれます✨
昨日は「先生と👱♀️ちゃんと2人でレッスンしてるみたいだね。」と他の生徒に言ったぐらい(笑)
お母さんも去年コンクールに行って周りとのレベルが一目瞭然だったと。
まずは去年より成長できるように、今年はできる限り頑張らせたい!という気持ちが伝わってきました。
そのお母さんは目的が受賞することじゃないということ、まずは踊りを磨くことだときちんと理解してくださっています。
そういう生徒の力になりたいとこちらも自然と心を動かされます。
まずご両親は自分の子のレベルを冷静に見極められる目が必要です。
"どうしてあの子は受賞して、うちの子は取れなかったのか分からない""うちの子は来年は必ず受賞させます"という親御さん、そういう方は大体自分の子供しか見ていません。。。(もちろんうちのスタジオにはこういう親御さんはいないと思います。(笑)よそのスタジオではある所もあるみたいですね。)
次こそは受賞をさせる。という気持ち自体、コンクールに出る目的が間違っていると思います。
そして子供にとってはそれがプレッシャーになり自由に踊れなくなります。
コンクールというのはそこに行くまでの取り組み方、練習の仕方、努力、作品を学ぶ、レベルアップする、心も身体も成長するための機会です。
また自分と同じ同世代の子たちが、
どのように踊っているのか、どんな風にコンクールに望んでいるのか勉強をしにいく場所です。
もちろん順位はついてしまいますが、それが全てではありません。
コンクールで受賞していなくても、プロのダンサーになる人は沢山います。
その考え方を絶対に間違えて欲しくないと思います。
今一度コンクールにエントリーする前に考えて欲しいと思います。
まずは沢山練習しなければスタートラインにも立てません。
もちろん正しいやり方で、沢山練習しなければむやみやたらに練習しても身につきません。
生徒たちには考える力をつけて、バレエを通じて生きる力をつけて、成長していって欲しいと思います。
私もコンクールに行って沢山悔しい思いをしました。
予選落ちしたこともあります。
それでもバレエが大好きだったし、そのことによってさらに頑張ろう!同世代の子たちはもっと頑張っていると思って時間の許すかぎり沢山練習しました。
どうかコンクールがただ賞を取るための場所だという考え方を見直して欲しいと思います。